電子レンジで栄養が破壊される?これってホント?

    この記事は3分で読めます

    「電子レンジは体に良くないので、捨てちゃいました!!」

    健康に詳しい方が、こんなこと言ってるのを、たまたま聞いたのですが、かなりビックリしました(^_^;)

    レンジって、そんなにヤバいの?

    なんでも、電子レンジで栄養が破壊されてしまうので、食べても、健康に良くないらしいです。

    他にも、ガンなどの病気の原因にもなるとか…

    私は、普通に、レンジをけっこう使っているので、かなり気になったんですよね~。

    これが本当だったら、イヤだし…(´Д`)

     

    果たして、レンジは本当に危ないモノなんでしょうか?

    真相を確かめるべく、徹底的にリサーチしてみました!

    私みたいに、電子レンジが危険だと耳にして、不安になっている方はぜひ参考にしてみてください!

    まずは、

    なぜ栄養を破壊してしまうのか?

    その原因とされる、理由について、迫ってみましょう!


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    どうして栄養が破壊されるの?

    densirenji

    その理由は、電子レンジの仕組みにあります。

    電子レンジは、マイクロ波という、波長の短い電磁波を使っています。

    このマイクロ波が、食べ物の水分子を振動させることで、摩擦熱を発生させているんですね。

    それで、食べ物が温まるワケです。

     

    「でも、なんで栄養が壊れちゃうの(´Д`)?」

    と、謎な部分が多いですよね?

    調べてみたところ、

    水だけでなく、他の栄養素の分子にも影響して、構造が壊れてしまう

    という理屈なんだそうです。

    生食よりも、ビタミンやミネラルの栄養価が、60~90%も減るんだとか。

    あと、栄養を機能させるための、酵素も破壊してしまうことが、確認されています。

    これが、ホントだったら、恐ろしいですね…

     

    でも、具体的な研究結果やデータなどはなく、正直、ホントかどうかはビミョーなところです(^_^;)

    なので、信ぴょう性に欠けるかな~、というのが、私の本音。

    しかし、電子レンジの危険性については、現在でも、わかっていない部分も多く、これから、新しい危険が見つかるかもしれません。

     急に、「実は、こんな危険がありました!」とか言われたら、困りますね(苦笑)

     

    「じゃあ、心配だし、火を使って調理しておけば、問題ないんだね(´∇`)♪」

    というのは、あまりに楽観的過ぎます…

    実は、「加熱することで栄養が失われる」というのは、間違いないんです!

    ただ、全部が全部、というワケじゃありません!

    そこで、次は、熱によって失われる栄養素について、詳しくお話していこうと思います。


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    熱で減ってしまう栄養は?

    熱に弱いのは、

    • 水溶性ビタミン(ビタミンBやビタミンC)
    • 酵素

    などですね。

    つまり、レンジじゃなくても、加熱すれば栄養は失われるということです。

    逆に、加熱しても、栄養価がほとんど変わらない、脂溶性ビタミン(ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE)などもあります。

    これらは、油で炒めると、吸収率がむしろ良くなるので、悪い側面ばかりではないんですよね。

     

    また、調理の時間方法(焼く・煮る・蒸すなど)によっても、栄養の損失度は変わってきます

    実は、レンジ調理の方が栄養が残っている、なんて場合もあります。

    例えば、ブロッコリーなんかがそうですね。

    burokkori

    茹でるよりも、チンした方が、調理時間が短いので、ビタミンC量が多いことがわかっています。

    他には、ほうれん草もそうなのですが、ビタミンだけでなく、結石ガンなどの危険性もある、シュウ酸も多く残ってしまうので、ちょっと悩みますね…

    個人的には、ほうれん草は茹でた方がいいかと。
    (栄養より病気の方が心配ですしね)

     

    栄養の損失を減らすためには、食材に合わせた調理をすることが大切ということですね(´∇`)

    せっかくなので、どう料理するのがいいのか、わからないという方のために、

    • 熱に強い野菜
    • 熱に弱い野菜

    も紹介しておきますね。

    熱に強い(栄養が失われにくい)野菜

    • 緑黄色野菜(ニンジン・ピーマン・ブロッコリーなど)
    • じゃがいも・さつまいも

     

    熱に弱い(栄養が失われやすい)野菜

    • 大根・カブ
    • レタス・きゅうり・ナス
    • やまいも

     

    こちらを参考に、加熱するか、生で食べるか、うまく選んでみてくださいね(^^)

    まとめ

    電子レンジで栄養が破壊されるのかどうか、いっしょに見てきましたが、いかがでしたか?

    結論としては、栄養が失われるのは事実です。

    でも、使い方しだいでは、栄養の損失を抑えることもできます。

    他の加熱方法と比べて、レンジだけが、異状に危険だと言われているのは、

    • 電磁波を使っている
    • 食物の分子構造にも影響が出る可能性がある
    • 栄養だけでなく、健康面への影響も考えられる(ガン・白内障など)

    この3点からだと思います。

    ただ、はっきりした証拠がないので、一応、今のところは問題なしという扱いになっています…

     

    最近では、電磁波を浴びることで体調が崩れる、電磁波過敏症なんて症状も出てきてるので、やっぱり何かしら影響はあるのかな~と、思っていた方がいいかも(^_^;)

    でも、まったく使わないのもキツいので、使用頻度を減らしたり、時間を短くして、上手に使っていきたいですね。


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