「電子レンジは体に良くないので、捨てちゃいました!!」
健康に詳しい方が、こんなこと言ってるのを、たまたま聞いたのですが、かなりビックリしました(^_^;)
レンジって、そんなにヤバいの?
なんでも、電子レンジで栄養が破壊されてしまうので、食べても、健康に良くないらしいです。
他にも、ガンなどの病気の原因にもなるとか…
私は、普通に、レンジをけっこう使っているので、かなり気になったんですよね~。
これが本当だったら、イヤだし…(´Д`)
果たして、レンジは本当に危ないモノなんでしょうか?
真相を確かめるべく、徹底的にリサーチしてみました!
私みたいに、電子レンジが危険だと耳にして、不安になっている方はぜひ参考にしてみてください!
まずは、
なぜ栄養を破壊してしまうのか?
その原因とされる、理由について、迫ってみましょう!
スポンサーリンク
どうして栄養が破壊されるの?
その理由は、電子レンジの仕組みにあります。
電子レンジは、マイクロ波という、波長の短い電磁波を使っています。
このマイクロ波が、食べ物の水分子を振動させることで、摩擦熱を発生させているんですね。
それで、食べ物が温まるワケです。
「でも、なんで栄養が壊れちゃうの(´Д`)?」
と、謎な部分が多いですよね?
調べてみたところ、
水だけでなく、他の栄養素の分子にも影響して、構造が壊れてしまう
という理屈なんだそうです。
生食よりも、ビタミンやミネラルの栄養価が、60~90%も減るんだとか。
あと、栄養を機能させるための、酵素も破壊してしまうことが、確認されています。
これが、ホントだったら、恐ろしいですね…
でも、具体的な研究結果やデータなどはなく、正直、ホントかどうかはビミョーなところです(^_^;)
なので、信ぴょう性に欠けるかな~、というのが、私の本音。
しかし、電子レンジの危険性については、現在でも、わかっていない部分も多く、これから、新しい危険が見つかるかもしれません。
急に、「実は、こんな危険がありました!」とか言われたら、困りますね(苦笑)
「じゃあ、心配だし、火を使って調理しておけば、問題ないんだね(´∇`)♪」
というのは、あまりに楽観的過ぎます…
実は、「加熱することで栄養が失われる」というのは、間違いないんです!
ただ、全部が全部、というワケじゃありません!
そこで、次は、熱によって失われる栄養素について、詳しくお話していこうと思います。
スポンサーリンク
熱で減ってしまう栄養は?
熱に弱いのは、
- 水溶性ビタミン(ビタミンBやビタミンC)
- 酵素
などですね。
つまり、レンジじゃなくても、加熱すれば栄養は失われるということです。
逆に、加熱しても、栄養価がほとんど変わらない、脂溶性ビタミン(ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE)などもあります。
これらは、油で炒めると、吸収率がむしろ良くなるので、悪い側面ばかりではないんですよね。
また、調理の時間や方法(焼く・煮る・蒸すなど)によっても、栄養の損失度は変わってきます。
実は、レンジ調理の方が栄養が残っている、なんて場合もあります。
例えば、ブロッコリーなんかがそうですね。
茹でるよりも、チンした方が、調理時間が短いので、ビタミンC量が多いことがわかっています。
他には、ほうれん草もそうなのですが、ビタミンだけでなく、結石やガンなどの危険性もある、シュウ酸も多く残ってしまうので、ちょっと悩みますね…
個人的には、ほうれん草は茹でた方がいいかと。
(栄養より病気の方が心配ですしね)
栄養の損失を減らすためには、食材に合わせた調理をすることが大切ということですね(´∇`)
せっかくなので、どう料理するのがいいのか、わからないという方のために、
- 熱に強い野菜
- 熱に弱い野菜
も紹介しておきますね。
熱に強い(栄養が失われにくい)野菜
- 緑黄色野菜(ニンジン・ピーマン・ブロッコリーなど)
- じゃがいも・さつまいも
熱に弱い(栄養が失われやすい)野菜
- 大根・カブ
- レタス・きゅうり・ナス
- やまいも
こちらを参考に、加熱するか、生で食べるか、うまく選んでみてくださいね(^^)
まとめ
電子レンジで栄養が破壊されるのかどうか、いっしょに見てきましたが、いかがでしたか?
結論としては、栄養が失われるのは事実です。
でも、使い方しだいでは、栄養の損失を抑えることもできます。
他の加熱方法と比べて、レンジだけが、異状に危険だと言われているのは、
- 電磁波を使っている
- 食物の分子構造にも影響が出る可能性がある
- 栄養だけでなく、健康面への影響も考えられる(ガン・白内障など)
この3点からだと思います。
ただ、はっきりした証拠がないので、一応、今のところは問題なしという扱いになっています…
最近では、電磁波を浴びることで体調が崩れる、電磁波過敏症なんて症状も出てきてるので、やっぱり何かしら影響はあるのかな~と、思っていた方がいいかも(^_^;)
でも、まったく使わないのもキツいので、使用頻度を減らしたり、時間を短くして、上手に使っていきたいですね。
スポンサーリンク