「食品添加物は体に悪いから、食べないようにしましょう!!」
多くの人が言ってるから、なんとなく信じてたけど、これってどうなの?
今や、当たり前に入っている、食品添加物ですが、「発がん性がある」とか、よく危険だと言われていますよね。
でも、まわりに流されて、勝手な思い込みだけで、悪者扱いばかりするのもどうかな~とも思います。
私自信も、そんなに良いイメージはなかったですけど(苦笑)
どれほど危険なモノなのかは、調べてみないとわからない!
というワケで、食品添加物の危険性について、徹底的に調べてみました!
添加物について、正しく理解して、よくわからない恐怖を取り除いていきましょう!
それでは、さっそくいきますよ~。
スポンサーリンク
どんな危険性があるの?
よく言われるのは、
- 発がん性
- アトピー
- 花粉症
- 催奇形性(赤ちゃんに奇形を生じさせる性質)
などですね。
体に、様々な悪影響があると言われています。
具体的に、危険と言われているものを挙げると、
- 亜硝酸ナトリウム(発色剤)
- OPP(防カビ剤)
- カラメル色素
- ソルビン酸、過酸化水素(保存料)
- アスパルテーム、スクラロース(甘味料)
などがあります。
ただ、添加物は膨大に種類があって、さすがに、全部載せるのはムリなので、もっと知りたい方は、いろいろ調べてみるといいですよ。
それと、気をつけたいのが、天然の添加物です !
天然というのは、植物などから抽出したもののことですね。
確かに、なんだか安心感がありますね。
しかし、天然由来の添加物である、アカネ色素にも、発がん性があることが確認され、使用を中止した例もあります。
しかも、天然添加物は、昔から使われてきているということで、ちゃんと安全性を確かめずに、使われているものが多いです。
なので、これからどんどん危険なモノが出てくるかも…
「 ひぃ~!添加物コワイ((((;゚Д゚))))
これからは無添加のモノを買うようにしないと…」
と思った方も多いと思います。
最近は、無添加と書いてある商品もたくさんあるし、そういう商品を選んでいる方もいますよね。
しかし、無添加だと本当に安全なのでしょうか?
次は、この疑問について、考えていきましょう!
スポンサーリンク
無添加にはワナがある?
無添加の商品って、
- 保存料不使用
- 合成着色料無添加
のように、無添加の前に、いろいろな言葉がついてくることが多いんです!
つまり、他の添加物はいろいろ付いてきますよ~ってことです…
これで、無添加とか言われても、正直、腑に落ちないですよね(^_^;)
だから、「無添加」という文字に安心してしまい、結局、添加物を摂り続けていた…なんてことも、十分ありえます。
私も、これは気づいてませんでした(苦笑)
言葉のマジックって、恐ろしいですね…
無添加にも落とし穴があるとわかり、絶望を感じている方もいるかもしれません。
しかし、嘆くのはまだ早いですよ!
いちばん重要な部分を見過ごしていますから!
それは、「量」についてです!
実際に、どのくらい摂取すれば危険性があるかって、ちゃんと理解していますか?
これを知っておけば、添加物も、そんなに怖いものとは、感じなくなると思いますよ(´∇`)ノ
1日にどのくらいの量なら大丈夫?
実は、添加物には、1日許容摂取量(ADI)といって、一生、毎日食べ続けたとしても、体への悪影響がないとされる量が設定されています。
このADIは、マウスやラットなどの実験動物を使って、様々な実験をして、安全性を厳しくチェックします。
「でも、人で実験してるワケじゃないから、そんなの信用できるの(´Д`)?」
と思うかたもいるはずです。
(私もそうでしたが…)
この値は、人に当てはめるときは、
無毒性量(各毒性試験の中でいちばん少ない量)÷安全係数=ADI
という式で計算されています。
安全係数というのは、影響を受けやすい個人差も考慮して、これなら安全という値を決めているんですね。
しかも、値の上限いっぱい添加物が使われることは、ほとんどありません!
そんなきわどいモノ売られても、困りますしね(苦笑)
ちなみに、単位は、「mg/kg/日」で表し、1kgあたり、1日に〇〇mgなら毎日食べ続けても大丈夫という意味になります。
東京都福祉保健局のHPに平成14・15年にADIを調査した時の結果があったので、こちらも見てみましょう↓
添加物 | ADI (mg/kg/日) | 体重50kgあたりの1日の許容摂取量 | 摂取量がADIに占める割合(%) |
---|---|---|---|
赤色2号 | 0.5 | 25 | 0.02 |
黄色4号 | 7.5 | 375 | 0.13 |
亜硫酸 | 0.7 | 35 | 0.44 |
ソルビン酸 | 25 | 1250 | 1.08 |
アスパルテーム | 40 | 2000 | 0.29 |
こうして見てみると、ADIの1%くらいしか、摂取していないことがわかりました。
他の添加物についても、だいたい1%、多くて数%くらいでした。
厚労省のHPで、最新のADI調査の結果も見ることができるので、気になる方は、チェックしてみるといいですよ。
データを見てみると、心配する程の摂取量なんて、まったく達していないことがよくわかりました。
上限いっぱい摂取しようと思えば、普通じゃありえない量食べないとまずムリですからね~(苦笑)
なので、気にしすぎだったのかな?
かなり安心しましたε-(´∀`*)ホッ
最後に…
今回は、食品添加物の危険性の信ぴょう性について、お話してきましたが、いかがでしたか?
食品添加物が体に良くないというのは、確かですが、日常的に食べる分には、特に問題ないと言っていいですね(´∇`)
ただ、アカネ色素みたいに、突然、「これは危険でした」なんてこともあるので、ちょっと不安な点もありますが(^_^;)
でも、危険な量を摂取してる可能性はかなり低そうなので、気にしすぎる必要はないかと。
テレビなんかの情報で、かんたんに決めつけてしまうのは、やっぱよくないですね(苦笑)
これからは、添加物とも上手に付き合っていこうと思います。
スポンサーリンク