食品添加物の危険性は嘘?ホントはどっち?

    この記事は3分で読めます

    「食品添加物は体に悪いから、食べないようにしましょう!!」

    多くの人が言ってるから、なんとなく信じてたけど、これってどうなの?

    今や、当たり前に入っている、食品添加物ですが、「発がん性がある」とか、よく危険だと言われていますよね。

    でも、まわりに流されて、勝手な思い込みだけで、悪者扱いばかりするのもどうかな~とも思います

    私自信も、そんなに良いイメージはなかったですけど(苦笑)

     

    どれほど危険なモノなのかは、調べてみないとわからない!

    というワケで、食品添加物の危険性について、徹底的に調べてみました!

    gum

    添加物について、正しく理解して、よくわからない恐怖を取り除いていきましょう!

    それでは、さっそくいきますよ~。


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    どんな危険性があるの?

    よく言われるのは、

    • 発がん性
    • アトピー
    • 花粉症
    • 催奇形性(赤ちゃんに奇形を生じさせる性質)

    などですね。

    体に、様々な悪影響があると言われています。

    具体的に、危険と言われているものを挙げると、

    • 亜硝酸ナトリウム(発色剤)
    • OPP(防カビ剤)
    • カラメル色素
    • ソルビン酸、過酸化水素(保存料)
    • アスパルテーム、スクラロース(甘味料)

    などがあります。

    ただ、添加物は膨大に種類があって、さすがに、全部載せるのはムリなので、もっと知りたい方は、いろいろ調べてみるといいですよ。

     

    それと、気をつけたいのが、天然の添加物です !

    天然というのは、植物などから抽出したもののことですね。

    確かに、なんだか安心感がありますね。

    しかし、天然由来の添加物である、アカネ色素にも、発がん性があることが確認され、使用を中止した例もあります。

    しかも、天然添加物は、昔から使われてきているということで、ちゃんと安全性を確かめずに、使われているものが多いです。

    なので、これからどんどん危険なモノが出てくるかも…

     

    「 ひぃ~!添加物コワイ((((;゚Д゚))))
    これからは無添加のモノを買うようにしないと…」

    と思った方も多いと思います。

    最近は、無添加と書いてある商品もたくさんあるし、そういう商品を選んでいる方もいますよね。

    しかし、無添加だと本当に安全なのでしょうか?

    次は、この疑問について、考えていきましょう!


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    無添加にはワナがある?

    無添加の商品って、

    • 保存料不使用
    • 合成着色料無添加

    のように、無添加の前に、いろいろな言葉がついてくることが多いんです!

    つまり、他の添加物はいろいろ付いてきますよ~ってことです…

     

    これで、無添加とか言われても、正直、腑に落ちないですよね(^_^;)

    だから、「無添加」という文字に安心してしまい、結局、添加物を摂り続けていた…なんてことも、十分ありえます。

    私も、これは気づいてませんでした(苦笑)

    言葉のマジックって、恐ろしいですね…

     

    無添加にも落とし穴があるとわかり、絶望を感じている方もいるかもしれません。

    しかし、嘆くのはまだ早いですよ!

    いちばん重要な部分を見過ごしていますから!

    それは、「量」についてです!

    実際に、どのくらい摂取すれば危険性があるかって、ちゃんと理解していますか?

    これを知っておけば、添加物も、そんなに怖いものとは、感じなくなると思いますよ(´∇`)ノ

    1日にどのくらいの量なら大丈夫?

    実は、添加物には、1日許容摂取量(ADI)といって、一生、毎日食べ続けたとしても、体への悪影響がないとされる量が設定されています。

    ok

    このADIは、マウスやラットなどの実験動物を使って、様々な実験をして、安全性を厳しくチェックします。

    「でも、人で実験してるワケじゃないから、そんなの信用できるの(´Д`)?」

    と思うかたもいるはずです。
    (私もそうでしたが…)

     

    この値は、人に当てはめるときは、

    無毒性量(各毒性試験の中でいちばん少ない量)÷安全係数=ADI

    という式で計算されています。

    安全係数というのは、影響を受けやすい個人差も考慮して、これなら安全という値を決めているんですね。

    しかも、値の上限いっぱい添加物が使われることは、ほとんどありません!

    そんなきわどいモノ売られても、困りますしね(苦笑)

    ちなみに、単位は、「mg/kg/日」で表し、1kgあたり、1日に〇〇mgなら毎日食べ続けても大丈夫という意味になります。

     

    東京都福祉保健局のHPに平成14・15年にADIを調査した時の結果があったので、こちらも見てみましょう↓

    添加物ADI
    (mg/kg/日)
    体重50kgあたりの1日の許容摂取量摂取量がADIに占める割合(%)
    赤色2号0.5250.02
    黄色4号7.53750.13
    亜硫酸0.7350.44
    ソルビン酸2512501.08
    アスパルテーム4020000.29

    こうして見てみると、ADIの1%くらいしか、摂取していないことがわかりました。

    他の添加物についても、だいたい1%、多くて数%くらいでした。

    厚労省のHPで、最新のADI調査の結果も見ることができるので、気になる方は、チェックしてみるといいですよ。

     

    データを見てみると、心配する程の摂取量なんて、まったく達していないことがよくわかりました。

    上限いっぱい摂取しようと思えば、普通じゃありえない量食べないとまずムリですからね~(苦笑)

    なので、気にしすぎだったのかな?

    かなり安心しましたε-(´∀`*)ホッ

    最後に…

    今回は、食品添加物の危険性の信ぴょう性について、お話してきましたが、いかがでしたか?

    食品添加物が体に良くないというのは、確かですが、日常的に食べる分には、特に問題ないと言っていいですね(´∇`)

    ただ、アカネ色素みたいに、突然、「これは危険でした」なんてこともあるので、ちょっと不安な点もありますが(^_^;)

    でも、危険な量を摂取してる可能性はかなり低そうなので、気にしすぎる必要はないかと。

    テレビなんかの情報で、かんたんに決めつけてしまうのは、やっぱよくないですね(苦笑)

    これからは、添加物とも上手に付き合っていこうと思います。


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