「十五夜ってどうして団子をお供えするの?」
今すぐ質問されたら、すぐに答えられますか?
(残念ながら、私はムリでした…苦笑)
たまたま、友人に聞かれたのですが、そんなこと真剣に考えたことも無かったので、さっぱりわかりません(^_^;)
私にとっては、「団子を食べられれば、それでいいや~(´∇`)」くらいにしか思ってないからね(笑)
その場では、軽く流したけど、後でなんだか気になって、ソワソワしてきたので、十五夜に団子を供える意味に関して、調べてみました!
理由を知ると、お団子がもっと美味しくなっちゃうかも?
お月見シーズンの話のネタにもなるので、ぜひご覧下さいね~(^^)
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最初は団子じゃなかった!?
実は、お月見が始まった当時は、団子じゃなかったんですよ!
(ちなみに、始まったのは平安時代からだそうです。
すごい歴史があったんですね…)
「な、なんだってー(゚д゚)!」
ちょっとびっくりしましたが、もともとは、里芋などイモ類をお供えしていたそうです。
なので、十五夜は別名「芋名月(いもめいげつ)」なんて呼ばれたりもするんですよ!
どうしてイモかというと、お月見の本来の目的は、その年に採れた、作物の収穫に感謝するためだったんです!
それが、時代とともに、米で作った月見団子が定番に変わっていったんですね(´∇`)
お団子を食べると、幸せになれるという言い伝えもあるんですよ!
ちなみに、イモだけでなく、他の野菜や果物を飾るところもあるみたいです。
例えば、ブドウみたいなツルがあるものは、月と人の結びつきが強くしてくれるという意味で、縁起が良いとされています。
(これからは、団子と一緒にブドウも飾ってみては?)
団子を飾るのは、こうした理由があったんですね~ 。
こうなると、もう1つの定番、ススキを飾る意味も気になる方、いますよね?
私も気になったので、こちらも紹介しておきましょう!
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ススキを飾るのはなぜ?
これは、単純な理由で、ススキが稲穂に似ているからです。
ススキは、魔除けにもなると言われているので、お月見後も、玄関などに飾っておくといいかもしれませんね。
これで、お供え物を飾る理由についてはOKです!
最後に、おまけとして、十五夜のおもしろい風習をご紹介したいと思います!
今では考えられないような、ビックリすることをやってたんですよ…(^_^;)
超意外なおもしろ風習とは?
それは、
人の家の団子を持っていってもいい(ただし、子供限定)
というものです。
お腹をすかせた、わんぱくな子どもたちにとっては、すばらしい話ですね~(笑)
どうしてこんなことをしてるかというと、こどもは月の使者と考えられていて、たくさん盗られるほど、それだけ良いモノとみなされてたんですね!
だから、いっぱい無くなった方が、縁起が良いとされています。
実は、現在でも、長崎県五島の一部では、この風習が残っているんですよ!
ただ、現代では、お菓子をあげることも多く、ハロウィンと似たような感じになってるみたいです。
最後に…
十五夜に団子を供える意味について、紹介してきましたが、いかがでしたか?
今では、ただのイベントみたいになってますが、意味を知ることで、味わい深いモノになりますね(^^)
お月見なんて全然してなかったけど、今年はちゃんとしようかな~。
ただ団子食べるだけで終わりそうだけど(笑)
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