「えっ?なんで8月に七夕やるの!?」
道外出身の友達が、いきなりこんなコト言い出すんです!
「ふつうは7月にやるもんだよ~」って。
いやいや、ウチではいつも8月にやってますよ…(^_^;)
私の住んでる北海道では、七夕は8月にやるものだと決まっていたので、かなり衝撃でした。
でも、もともとは7月にやっていたみたいですね。
(全然気にしたことなくて、調べてやっと知りました…苦笑)
「じゃあ北海道って変わってるの?
なんで8月になったんだろう…?」
と気になったので、調べてみることに。
すると、そこには、ある理由があったんです!
(だから、七夕の時期が地域によって違ったのか~、ふむふむ)
つい最近、北海道に引っ越してきて、北海道の七夕事情をよく知らないあなたは、ぜひご覧になってみてくださいね(^^)
(私みたいに知らなかった北海道民の方もどうぞ笑)
それでは、その理由について、一緒に見ていきましょう!
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どうして8月になったの?
その理由とは…
旧暦の日にちに合わせたかったから
です!!
なんか意外と単純な理由でした(笑)
七夕は、もともと旧暦の7月7日に行われていたんですね。
その後、1873年に新暦が使われるようになったのですが、このせいで、ちょっとややこしくなってしまったのです…(^_^;)
どうしてかというと、
旧暦=月の満ち欠け周期が1ヶ月の基準
となっていたからです。
この周期が、だいたい29.5日となるので、
1ヶ月=29.5日
となるんですね。
(ホントはもうちょい細かいんですけど、わかりやすくしてます)
これで1年を計算すると、
29.5日×12ヶ月=354日
なので、今の新暦は約365日だから、1年で、11日も日数が違ってくるんですね。
これだと年が経つにつれ、ズレが大きくなっていくので、うるう月をいれて、日にちを調整していました。
しかし、それでもズレは生じるので、旧暦の7月7日というと、今の8月~9月〇〇日ぐらいになるんですね。
ただ、
「毎年、日にちまでピッタリ合わせるのめんどくせぇ~(´Д`)」
ということで、わかりやすいよう、8月7日になったというワケですね!
(めんどくさいとまでは、思ってないはずだけど…苦笑)
※ただし、道南や根室では、7月にやってるらしいです。なので、北海道全体が8月にやるワケではないんですね~。
函館なんかは、もともと8月にお祭りがあって、被っちゃうから7月にしているそうですよ(´∇`)
これで、8月にやる理由はわかりましたよね!
これで十分かもしれませんが、実は、北海道の七夕って、すごく面白いコトやってるんですよ!
ちょっとした番外編ということで、こちらもお話しておきます。
コレ…
もしかしたら、あなたも今後体験するかもしれないので、知っておいて損はしないので(笑)
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北海道の七夕はひと味違う!
一般的な七夕というと、短冊に願い事を書いて、笹に飾るみたいな感じですよね?
まあそれもやるんですが、北海道では、近所の家にお菓子をたかりにいきます(笑)
そう、こんな感じで↓
「ローソクだーせー、だーせーよー…」
と歌いながら、やってきます。
(ローソクなんて言ってるけど、心の中では「おやつ出せ」です…苦笑)
私も、小学生くらいの時は、おやつのために、あちこち歩きまわってましたね~。
中には、お金をくれる方もいたんですよ(゚д゚)!
確か、最高で500円くらいもらった気が。
当時は、お金の価値がイマイチわからず、おやつの方が嬉しかったんですけどね~(´∇`)
(500円あれば、もっとおやつ買えるのに…)
あなたの家に突然、子供たちが押しかけてきたら、お菓子を与えてあげましょう(笑)
でも、最近はやらないところも増えてきたみたいです。
なんだかちょっと寂しいですね。
(ウチのまわりも全然見なくなったなぁ…)
最後に…
北海道の七夕はなぜ8月にやるのか、について、お話してきましたが、いかがでしたか?
ちなみに、調べてみたところ、他の地域でも、8月にやるところはけっこうあるみたいですね。
別に北海道だけじゃなかったんだ(笑)
とりあえず、謎は解決できたのでスッキリしました~(´∇`)
友達にもドヤ顔で説明してやりましたよ!(苦笑)
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