お盆には、送り火と迎え火をする習慣があるんですね。
ウチでは、やることがなかったので、この前テレビ番組を見て、初めて知りました(^_^;)
普段なら、「へぇ~、そうなんだ~」と軽く流していると思うんですが、今年はちょっと事情があって、心に引っかかったんですよね。
実は最近、祖父がガンになってしまい、かなり末期の状態で、病状もあまり良くないんです…
こうした背景もあって、身内が亡くなってしまっても、お盆にはお家で迎え入れてあげたいな~と思ったんですね。
そこで、今後することもあるかと思い、迎え火と送り火をする日にちや時間について、詳しく調べてみました。
初めて、送り火・迎え火をする、という方は、一緒に見ていきましょう。
これで、適切なタイミングが把握できるので、ぜひ参考にしてみてください。
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日にちは大きく2つある
まず、日にちについてですが、大きく分けて、
- 7月13~16日に行う
- 8月13~16日に行う
このどちらかに行うことが多いです。
最近では、全国的に8月がほとんどで、7月にするのは、東京辺りの1部の地域みたいですね。
ただし、例外もあって、沖縄なんかでは今でも、旧暦の7月13日~16日に行われています。
(今で言うと、8月~9月ぐらいに当たります。その年によって日にちはまちまちです)
もともとのお盆は、この期間のことを指します。
新暦に変わった時に、そのまま7月に当てはめたか、旧暦の時期と合わすために、1ヶ月ずらしたかで、このように2通りのお盆ができたワケですね。
ちなみに、8月が多い理由には、新暦が採用された当時は、7月だと農作業が忙しくて、準備もままならないので、一段落ついた8月に行うのが主流になったという説もあります。
基本的には、8月の13~16日にするものなんだと覚えておけば、大丈夫だと思います。
ただ、地域によって、細かい違いがあるので、その辺は、柔軟に対応してくださいね。
でも、これだけでは、
- 朝がいいのか?
- 昼がいいのか?
- 夜がいいのか?
と時間的な問題が解決できていませんよね…
なので、次は、迎え火と送り火の時間はいつがいいのか?ベストなタイミングについて、より詳しくお話していきます。
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いつやるのがいいの?
迎え火
13日の夕方というのが一般的です。
「なんで夕方?」
と思ったのですが、これは、亡くなった方の霊は、暗くなってから動き出すという考え方があるからなんだそうです。
なので、少し薄暗くなってきた頃に、火を灯してあげて、「あなたのお家はここですよ」と目印を作ってあげているんですね。
ご先祖さまにも、「返って来てくれてありがとう」という気持ちが伝わり、きっと喜んでくれているはずですよ(´∇`)
迎え火には、こんな意味があったんですね。
次は、送り火について見てみましょう。
送り火
16日の夕方に行うのが一般的です。
でも、15日にやる所もけっこうあるみたいですね。
一応、15日がお盆の最終日なので、
- お盆が終わる前に送り出すか
- お盆が開けてから送り出すか
の違いなので、バラつきが出やすいんですかね。
個人的には、長く居てもらいたいので、16日がいいな~とは思いますが。
ご先祖さまが、ちゃんと元の場所に帰れるように、という意味が込められているんですよ。
でも、ちょっと疑問に思ったこのですが、送り火って、帰る場所の目印にはなりませんよね?
家の前で焚いてるワケですし…
なので、ご先祖さまがちゃんと帰れるのか、心配になってしまいました(^_^;)
(考え過ぎかもしれないけど…苦笑)
「焚いた火の煙が、天国にまで導いてくれるのかな?」と勝手な解釈をしてみましたが、本当のところはどうなんでしょうかね?
ハッキリした答えが見つからず、少しモヤモヤしてしまいました…
まとめ
これで、迎え火・送り火の日にちや時間はバッチリです。
最後に改めて確認しておくと、
- 迎え火…8月(もしくは7月)の13日夕方
- 送り火…8月(もしくは7月)の15日か16日夕方
となります。
お盆だけでも、毎年会えると思うと、悲しい気持ちも少しは和らぎますね(^^)
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