土用の丑の日と言えば、うなぎ!
というくらいだから、「旬も夏なんでしょ?」とか思ってたら、全然違うんですね~(^_^;)
天然のうなぎの旬は、秋~初冬(10~12月頃)なんだそうです。
その理由は、産卵や冬眠に備えて、栄養をたくさん溜め込むので、美味しくなるからなんですね。
でも、私みたいな庶民にとって、高級な天然うなぎなんて、これからも食べなさそうだし、
「へぇ~、そうなんだ~(´Д`)」
ぐらいの、ちょっとした雑学にしかなりません(苦笑)
そう…
私にとっては、スーパーに売ってる養殖モノの方が、100倍気になります!
というワケで、今回は、養殖うなぎの旬について、調査してみました。
「高級料亭なんかムリだわ…(;_;)」
というあなたは、私と同じく、スーパーのうなぎを美味しく頂きましょう(笑)
それでは、さっそくいきますよ!
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養殖モノの旬はいつ?
いきなり正解発表ですが、養殖モノに旬などありません!
人工的に、同じ環境で育てられているので、常に品質は安定しています。
1年中、ずっと美味しいうなぎを食べられるのは、養殖で頑張って育ててくれているおかげなんですね(´∇`)
「でも、季節が変われば気温とか変わるし、味にも違いが出てくるんじゃないの?」
って思いません?
そもそも、どんな風に育てているんですかね?
すごーく気になったので、こちらについても、調べてみましたよ~。
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どうやって育ててる?
こんな感じで育てているようです↓
「う、うなぎがウジャウジャ動いている…(゚д゚)!」
超ギュウギュウ詰めの満員電車みたい(苦笑)
動画を見ればわかるように、ビニールハウスの中で育てるんですね~。
だから、温度管理とかもできるワケです。
水温も常に30℃くらいに保っているので、成長するのも早くなるそうですよ!
ただ、養殖するのは実は大変で、最初は天然のシラスウナギ(うなぎの赤ちゃん)を捕まえないといけないんです。
つまり、天然のものを取ってきて、人工的に育てているってことですね。
なので、シラスウナギを獲り過ぎてしまい、漁獲量も年々減ってきているという問題も…
このままだと、いつかうなぎを食べられなくなってしまいそうですね((((;゚Д゚))))
(うなぎ好きの私にはツライっす…)
そんな危険な状態になるのを防ぐため、現在では、親のウナギに卵を産ませる ⇒ 赤ちゃんから育てる ⇒ また親に卵を産んでもらい育てる…という一連のサイクルを全て人工的に行う完全養殖も研究されているんですよ。
成功した例もすでに出ていますが、実用化するには、まだ時間がかかるみたいです。
安定して育てられるようになったら、天然うなぎも、もう少し気軽に食べれるようになるのかなぁ…
なんて甘い期待もしてみたり(笑)
これで、養殖うなぎは旬なんて関係ないことは、はっきりわかったと思います。
しかし、まだ1つ謎が残っています…
それは、
うなぎ=夏という風潮!!
天然でも旬じゃないのに、なんでこんなことになっちゃったんですかね?
ちょっと、番外編みたいになってますが、なかなかおもしろい理由だったので、ぜひ最後までお付き合い下さいね!
うなぎ=「夏に食べるもの」になったワケ
その理由とは、
平賀源内がノリで宣伝しちゃったから
なんです(苦笑)
平賀源内さんというと、まあ社会の教科書で、名前は聞いたことがあるくらい有名な方ですよね!
(何をやったかまでは覚えてないけど…)
事の発端は、夏にうなぎが売れなくて、困ったうなぎ屋が、物知りな源内さんに相談したのが始まりです。
相談されたのが、たまたま丑の日だったので、
「本日土用の丑の日」
と看板に書いたんですね。
すると、「有名な源内さんが言うなら、体にも良いのだろう」ということで、大繁盛したそうです。
医学などにも精通している(Wiki調べ)源内さんの言葉は、とても信頼感があったのでしょう。
(テレビでもお医者さんがいろいろ言ってると、信じちゃいますからね~)
とまあ、かなり意外な理由でした(^_^;)
このうなぎ屋さんは、名プロデューサーですよね!
(他の人に頼んでたら、売れなさそうだし…苦笑)
うなぎの旬が夏だと勘違いするようになったのは、どっかのうなぎ屋さんの仕業だった、というお話でした~(´∇`)ノ
最後に…
養殖モノは、旬などないので、何も気にしなくてもいいんですね~ε-(´∀`*)
好きな時に、自由に食べてください。
(味も変わらないので…)
これからは、季節を気にせず、うなぎを食べようと思います(笑)
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