「ずっと座ってて疲れたし、ちょっと立とうかな?
よっこいしょっと…
あれ、頭がフラフラする…」
立ちくらみって、地味だけど、けっこうツラいですよね~(^_^;)
私も中学生ぐらいからずっと、立ちくらみに悩まされてきました…
と言っても、症状が出るのは、長時間しゃがんでから、立ち上がる時だけなので、そんなにひどくないのが救いですが。
大したことないから、今までほっといたけど、この原因って、いったい何なんだろうな~、とふと気になったので、ちょいと調べてみることに。
すると、主な原因の1つとして、低血圧が(゚д゚)!
(他には、貧血や脳の病気などが原因のケースもあるようですが、今回は、いちばんメジャーな低血圧に絞って、お話していきます)
「そうえば、血圧けっこう低かったよな…
ほっといたら、危ないのかな…?」
と少し怖くなったので、恐怖を払拭するために、低血圧が原因の立ちくらみについて、徹底的にリサーチしてみました!
「低血圧気味だし、立ちくらみがひどいんだよね…」という方は、ぜひご覧ください!
それでは、さっそくお話していきますね。
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なぜ低血圧が原因になる?
そもそも、なぜ低血圧だと、立ちくらみが起こるんでしょうか?
立ちくらみとは、かんたんに説明すると、
↓
②頭に血液が足りなくなり、脳内の酸素が足りなくなる
↓
③頭がフラフラになる
とこんな感じです。
普通なら、交感神経がちゃんとはたらいて、脚に溜まっていく血液を、すぐに全身に循環させてくれます。
しかし、低血圧だと、もともと血液を押し出す力が弱いので、急な対応が追いつかず、頭まで血を循環できないから、フラフラしてしまうんですね。
これで、立ちくらみのしくみについては、分かってもらえたと思います。
ただし、これだけだと、あなたの原因が、ハッキリと決まったワケではないんです!
「はぁ?何言ってんの(゚д゚)!?
低血圧で決まりでしょ!!」
と思うかもしれませんが、実は、低血圧には、2つのタイプがあるんです!
というワケで、次は、この点について、お話していきます。
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低血圧にも種類がある?
低血圧は、こちらの
- 本態性低血圧
- 起立性低血圧
2種類があります。
判断の基準は、血圧を測れば、すぐにわかります。
最近は、ネットでも血圧計が売ってるので、気になる方は、使ってみるといいかもしれません。
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では、ここからは、この2つの違いについて、お話していきますね。
本態性低血圧
一般的に言われている、ふつうの低血圧のことです。
具体的な数値で言うと、
最大血圧(収縮期)=100~110mmHg以下
最小血圧(拡張期)=60mmHg以下
で判断すると言われています。
原因としては、
- 体質的なもの
- 遺伝的なもの(家族が低血圧だとなりやすい)
など言われていますが、はっきりとはわかっていません。
血液を全身に送り出す力が弱いため、立ちくらみが起きやすくなります。
起立性低血圧
低血圧と言ってますが、なんとこちらは、誰もがなってしまう可能性があるんです!
「それじゃ低血圧じゃないやん(゚д゚)!」
と言いたくなりますが、起立性低血圧の場合は、
すぐに立ち上がった時の最大血圧値が20mmHg以上下がる
という条件を満たすと、誰でも当てはまってしまいます。
「普段、低血圧じゃないけど、立ちくらみするんだよね…」
という方は、実は低血圧だった…
なんて可能性も十分あります。
原因は、自律神経の異常によることが多いと言われています。
これで、あなたの低血圧のタイプも、ちゃんと把握できましたよね?
それでは、次は、対策に入りたいと思います。
基本的には、やることは同じなんですが、タイプによって、少し気をつけて欲しい部分もあるので、しっかり確認してくださいね。
対策は?
ハッキリとした治療法って、今のところないようです…
なので、とにかく急に立ち上がらないことが、いちばんの対策になるかと思います。
私の場合は、症状も軽かったので、ゆっくり起き上がるのを意識するだけで、ほとんど気にならなくなりました。
他の対策としては、体質の改善などもよいとされています。
- 運動する(血液の循環が良くなる)
- 栄養バランスの良い食事
- 深呼吸(酸素が脳にも巡りやすくなる)
基本的な生活習慣の見直しで、血の巡りを良くすることが大切です。
食事について、もう少し補足しておくと、塩分を摂るのが良いと言われています。
※ただし、起立性で、血圧が高めの場合は、ムリして摂る必要はありません。(他の危険性が出てくるので…)
オススメ食材は梅干しです!
梅干しには、塩分だけでなく、疲労回復に効果のある、クエン酸も含まれていて、疲れやすい低血圧の方には、ピッタリの食材なんですね!
ぜひ、積極的に食べるようにしてみてください(^^)
最後に…
軽い立ちくらみが出るだけなら、まずは、自分でできる対策を始めてみましょう。
それでも、症状が治らなかったり、他にも、症状が出る場合は、病院で診てもらいましょう。
行くなら、内科や循環器科に行くのがいいと思いますよ。
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