野菜ジュースの効果!市販だと栄養が少ないってホント?

    この記事は3分で読めます

    「 野菜食べてないから、野菜ジュース飲んでるけど、ちゃんと効果とかあるのかな…?」

    健康のためと思って、市販の野菜ジュースを飲んでいる方もいると思います。

    でも、アレって、ちゃんと栄養とか、摂取できてるのでしょうか?

    私も、

    「何もしないよりマシだろ~(´∇`)」

    と過度な期待はせず、ちょっとでも栄養の足しになればと、毎日飲んでます。

     

    でも、ある日、健康オタクな友達に、このことを話してみると、

    「お店で売ってる野菜ジュースなんて、飲んでも意味ないよ~。
    ちゃんと自分で作らないと!」

    と言われる始末…(苦笑)

    「いやいや、私はそこまでする気力はないんだよ…」

    って思いながら、軽く流しておきました(^_^;)

     

    「市販のヤツって、やっぱり飲んでも意味ないのかな…
    そもそも、ふつうの野菜との違いは何なの?」

    と気になってしまったので、すぐさま調査してみました!

    私と同じように、なんとなく野菜ジュースを飲んでいる方、この機会に、野菜ジュースと野菜では何が違うのか、ハッキリさせておきましょう!

    それでは、いきますよ~。


    スポンサーリンク


    野菜との違いは?

    yasaijusu

    大きな違いは、ジュースが固形か、です!!

    イヤ、見ればわかりますよね…(苦笑)

    これでは、どうしようもないので、わかりやすくするため、比較対象を、自分でジューサーなどを使って、作った天然の野菜ジュースと比べてみましょうか。

    市販のものは何が違うかというと、

    • 濃縮還元されている
      ※濃縮還元…いったん野菜や果物の水分を飛ばしてから、再度水を加える製法。
    • 加熱処理されている(殺菌のため)
    • 飲みやすさ重視のため、食物繊維を取り除いている

    このよう製造方法に大きな違いがあります。

    では、次は、この製造方法の違いにより、栄養にどんな影響がでるのか見ていきましょう!


    スポンサーリンク

    栄養に変化はあるの?

    それでは、通常の野菜に比べて、

    • 減ってしまう栄養素
    • あまり変わらない栄養素 

    の2タイプあるので、順番に詳しくお話していきますね。

    減ってしまう栄養素

    ビタミンC

    ビタミンCは熱に弱いので、加熱処理の段階で、その多くが壊されてしまいます

    ただし、失われた分を補うために、ビタミンCを添加しているものもあります。
    (抗酸化作用があるので、酸化防止の目的もあり)

    成分表示を見れば、確認できると思うので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

     

    酵素

    消化や代謝など、体のいろんなところではたらいてくれる酵素。

    酵素も熱に弱く、加熱することで、その機能が失われてしまいます

    酵素には、糖の分解をゆるやかにするはたらきがあります。

    このはたらきがなくなるので、果物が混ざっている野菜ジュースなんかは、血糖値の急激な上昇を招く恐れもあるので、注意してください。
    (糖尿はもちろん、太りやすくなってしまうので…)

     

    食物繊維

    食物繊維には、

    • 水溶性(水に溶ける)
    • 不溶性(水に溶けない)

    この2種類があります。

    野菜ジュースにする際には、水に溶けない、不溶性の食物繊維が取り除かれます

    一般的に好まれる、サラッとしたジュースにするためです。

    これが残ったままだと、ドロドロとして、飲みづらいからですね。

    栄養面から見ると、残してくれたほうが良いんですけど…(^_^;)

     

    ほとんどの野菜ジュースは、食物繊維量が2.0g以下となっています。

    ちなみに、野菜ジュースに含まれる量の野菜を、本来の野菜のまま食べると、10gは食物繊維が摂れるそうです。

    1日の摂取量の目安20g程度なので、野菜ジュースだと、いくら飲んでも足りませんね…

     

    以上が、野菜ジュースにすることで、減ってしまう栄養素です。

    ここからは、あまり量が変わらない栄養素について、お話ししますが、まあ対して変化はしないので、簡潔に。

    量が変わらない栄養素

    • ビタミンA、βカロチン…抗酸化作用、目に優しい
    • ビタミンB…疲労回復に効果あり
    • カリウム…余分な塩分の排出
    • ビタミンE…抗酸化作用、血行を良くする

    これで、野菜ジュースにすると、どんな栄養が失われていて、どんな栄養は大丈夫なのか、わかって頂けたかと思います。

    しかし、肝心なのは、ちゃんと健康につながっているのか?という部分だと思います。

    そこで、次は、野菜ジュースをもうかれこれ2年以上は飲み続けている、管理人の感想を語っていきます。

    これで、野菜ジュースはどんな目的で飲むのがいいのか、よくわかるはずですよ!

    どんな効果がある?

    正直に言うと、体感的に、大きな変化を感じることはありません。

    たぶん、よほどひどい食生活してない限り、特に何もないと思います…(^_^;)

    でも、野菜を食べずに、野菜ジュースばっかり飲んでた時は、かなり肌が荒れました(苦笑)

    このような体験からも、基本的には、野菜を食べるようにして、野菜ジュースは、あくまでも補助的なものと考えたほうがいいと思います。

    気軽に摂れるからといって、頼り切るのは止めましょう!

     

    それと、少しでも効率よく栄養を摂取したいなら、食事といっしょに摂るのがオススメです。

    例えば、ビタミンAやビタミンEなんかは、脂溶性ビタミンなので、脂といっしょに摂ると、吸収しやすくなるので。

    栄養はバランスよく摂らないと、ちゃんと機能しないので、食事のお供として、飲むのが良いと思いますよ(^^)

    あと、飲むなら、野菜だけで作られているモノを飲むのがベストです!

    フルーツミックスでもいいんですが、果物の糖分が多く含まれるので、味より健康面を重視する方には、向いてません…
    (でもこっちの方が美味しいので、私はよく飲んでますが…苦笑)

    それでも、1日1杯を守れば、そこまで問題ないと思いますけどね。

    最後に…

    市販の野菜ジュースの栄養・効果について、お話してきましたが、いかがだったでしょうか?

    さすがに、本物の野菜にはかないませんが、使い方次第では、十分、健康のサポートになります
    (あくまで補助ということは忘れずに!)

    野菜が苦手だったり、忙しくて料理ができない、という人は上手に活用してくださいね!

    何もしないよりは、野菜ジュースで少しでも栄養を多く摂っておきましょう!


    スポンサーリンク

    関連記事