「鏡餅って、いつまで飾っておけばいいんだろ?
ちゃんとした日にちとかあるのかな?」
お正月の定番と言えば、鏡餅!
毎年、お決まりで飾ってるけど、いつまで置いておくのがいいかわからない方、いませんか?
私の家でも、毎年鏡餅を飾っているのですが、飾る日も食べる日も、あんまり気にしてなかったんですよね…(苦笑)
でも、誰もがやってる伝統的な行事だし、ちゃんと期限があるんだろうなぁ、と、なんとなく気づいてはいたんですが…
さすがにもういい年なので、こうした、常識的なことは覚えておいた方がいいよね…、ってことで、この機会に調べてみることにしました!
「あっ、やばい…
実は、私も知らないわ…(^_^;)」
という方は、私といっしょにお勉強しましょう(笑)
小難しいことは抜きにして、わかりやすく解説していくので、まあ気楽に聞いてくださいね(´∇`)
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最適な期間は?
鏡餅を飾る期間は、一般的なのは、
- いつから?:12月28日
- いつまで?:1月11日
です。
これには、ちゃんとした理由もあるんですよ~。
ここからは、その理由を詳しく見ていきましょう!
どうして28日に飾るのがいいの?
28日は「8」があるので、末広がりで、縁起が良いとされているからです。
しかし、29~31日にやるのは、あまりよろしくないと言われています。
なぜかというと、
- 29日…9が「苦」を連想させてしまう
- 30日…新暦だと問題ないけど、旧暦だと大晦日にあたるので(31日と理由は同じ)
- 31日…「1夜飾り」と言って、ギリギリなのは神さまに失礼とされる
とまあ、このような理由があるからです。
ちなみに、今では、29日は「フク(福)の日」とも読めるので、良い方にとる方もいるみたいですね。
もし28日を過ぎてしまった場合は、遅くとも30日までには、飾っておきましょう!
では、次は、片付ける日について、詳しくご紹介していきます。
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11日が良い理由は?
これは、単純に1月11日が、鏡開きだからです。
ですが、関西では15日のところが多いそうです。
曜日とかは関係なんですね~。なんか勝手に日曜日とかだと思ってました…(苦笑)
ちょっとした豆知識ですが、もともとは、鏡開きは1月20日だったんですよ!
徳川家の3代将軍である、徳川家光の命日が4月20日なので、
「20日だと家光様の命日だし、気まずくないですかねぇ…?(^_^;)」
とこんな意見が出て、11日に変更されたそうです。
(たぶん、現代風にしたらこんな感じたと思います…苦笑)
ちょっと賢く慣れる雑学も披露したことだし、私としては、十分満足なんですが、正月は、おもちの他にも、しめ縄などの正月飾りを飾るところも多いはず!
こちらも、「いつしまえばいいの~?」と悩む方が多いところだと思います。
なので、ここからは、正月飾りを片付ける日について、お話しますね。
正月飾りの場合は?
正月飾りと言えば、
- 門松…年神様を招き入れるための目印
- 中蓮飾り(しめ縄)…家が神聖で清らかなところであることを示す
などが有名ですよね。
飾る日は、鏡餅といっしょでOKです。
つまり、12月28日ですね。
(理由も同じく)
しかし、片付ける日は、ちょっと違います!
正月飾りの場合は、1月7日なんですね。
それはなぜかというと、「松の内(正月飾りを飾る期間)」が、一般的に7日までとされているからです。
そして、15日にどんど焼きで燃やして、健康・長寿などをお祈りします。
実は、この松の日も、もともとは15日でした…
(今も15日のところはあります)
その理由は、先ほどの家光様が関係してます。
鏡開きがずれて、こっちもずれたんですね…
とまあ、先ほどの雑学は、ちょっとした伏線になってました~(´∇`)
最後に…
鏡餅や正月飾りをいつまで飾るのか?について、お話してきましたが、いかがだったでしょうか?
改めて、まとめると、
- 鏡餅:12月28日から1月11日まで
- 正月飾り(門松・しめ縄):12月28日から1月7日まで
こうなります。
鏡餅は、神さまにお供えする大切なものです。
正しい日にちを覚えて、より良いご利益を頂きましょう。
ちなみに、鏡餅を食べる時は、包丁で切らない方がいいんですよ!
武士の時代からある習慣なので、刃物は切腹をイメージさせるので、良くないそうです。
なので、正式な方法では、木槌などで叩き割ります。
やってみたい方はどうぞ。
ただ、餅が飛び散りそうで、掃除が大変そうですけどね…(苦笑)
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