PM2.5とは?わかりやすく解説!タバコがいちばん危険!

    この記事は2分で読めます

    2013年頃から、西日本でPM2.5(ピーエムニーテンゴ)が高濃度で発生しているというニュースが話題になっていましたね。

    しかし、私は北海道に住んでいるので、「大丈夫だろ~」と全く気にしていなかったのですが、つい最近、衝撃の事実をしってビビりました…

     

    タバコにもPM2.5が含まれている!?

    こ、これはヤバい…

    私はタバコ吸わないんですが、周りの環境的にちょっと心配(^_^;)

    それで、我が身が心配になったので、PM2.5について調べてみました。

    知識が全然なくても理解できるようわかりやすくまとめたので、一緒に見ていきましょう!


    スポンサーリンク


    PM2.5とは?

    直径2.5μm(マイクロメートル)以下の微粒子状の物質のことです。
    (PMというのは「particulate matter(粒子状物質)」の略)

    μmというのは、mm(ミリメートル)の1000分の1の単位です。

    ものすごく小さい物質だということは、すぐわかるはずです。

     

    イメージとしては、髪の毛の太さの30分の1、スギ花粉の10分の1くらいの大きさです。

    PM2.5

    目で見ることは、まず不可能ですね…

    PM2.5はとても小さいので、知らず知らずのうちに体内に蓄積されてしまいます。

    では、蓄積されると体にどんな危険があるのかを見ていきましょう。


    スポンサーリンク

    人体への影響

    PM2.5は、ぜんそくや、気管支炎などの原因にになると言われています。

    ひどい場合は、肺がんになることもあるので、かなり恐ろしいですね。

    どれくらいの濃度だと危険?

    PM2.5が体に悪いことはわかったけど、いったいどれくらいの濃度があると体に影響があるのか、気になりますよね?

    この基準となるのが、環境基準です。

    環境基準とは、

    健康を保護する上で維持されることが望ましい基準

    です。

     

    その目安となる数値は、

    • 1年平均値が 15µg/m³以下
    • 1日平均値が 35µg/m³以下

    この両方を満たしていることが条件となります。

    人体への影響が心配される濃度基準は、1日平均値70µg/m³とされています。

    しかし、これはあくまでも暫定的な基準です。

    今後、この基準は変わる可能性もあります。

    今はデータ不足で、試行錯誤している状態のようです。

    もし基準値を超えたらどうする?

    「もし1日平均値が70μg/m³を超えた場合はどうすればいいの?」

    ってなりますよね。

    この場合、無駄な外出や、外での激しい運動は避け、換気もできるだけ抑えるようにします。

    呼吸器・循環器系の疾患がある方、子供、お年寄りはより注意が必要です。

    タバコによるPM2.5の影響は?

    さて、わたしの一番気になっている部分です。

    喫煙所など、タバコが吸われている場所でPM2.5の濃度を調査したところ、200~800μg/m³もあることが判明したそうです。

    いやいや、普通に環境基準値かなり超えてますやん…(^_^;)

     

    ちなみに、この濃度は中国のひどい状態の時の数値とほとんど一緒です。

    中国が~とガヤガヤ騒ぐ前にこっちなんとかした方が絶対いいですよね!?

    中国のPM2.5問題がなかったら、ずっとスルーされ続けてたんじゃないか、と思うとゾッとしますよね…

     

    こんなに身近にPM2.5の問題があるなんて思ってもいませんでした。

    タバコを吸う人はもちろんですが、タバコを吸わない私達も、受動喫煙をいっそう気にした方がいいかもしれませんね。

    ある日突然、肺がんになってしまった…なんて絶対イヤですからね。

    まとめ

    PM2.5の問題は、中国よりも、まずはタバコに気をつけないと全く意味がない問題だということがわかりました。

    そして、私みたいに「中国からの影響がほとんど安心だ~」なんて気楽に考えてる人こそ注意した方がいいです。

    自分がいつも危険な環境にいる、ということを自覚しておかないといけません。

    自分の健康を守るためにも、禁煙などできることを始めてみましょう。


    スポンサーリンク

    関連記事