キャベツの切り口が黒く変色したら食べても大丈夫?原因と防止法を紹介!

    この記事は3分で読めます

    久しぶりに実家へ帰り、料理の手伝いをしていた時のこと。

    焼きそばを作るとのことで、私がキャベツを冷蔵庫から取り出したところ、悲劇が…!!

    「キャベツが真っ黒になってるやないかー!!」

    これからそのキャベツの写真を紹介するけど、見た目が恐ろしいので、見たくない人は飛ばしてください(苦笑)

    では、いきますよ~。

    こちらです…!!↓

    コレ、だいぶひどいですよね…(苦笑)

    母が言うには、「まあ黒い部分切ったらぜんぜん大丈夫よ~♪」と、よくあることのように言っておりました(^_^;)

    こんな風に、母はけっこういいかげんなのですが、気にしいな私は、ちょっとでも黒くなる前と、ものすごーく気になってしまうタイプなので、内心「こんなの食べて大丈夫なの?」と不安です。

    まあ結局黒いとこだけ捨てて、ふつうに食べたんですけど(笑)

     

    このように、実家に居た時は、キャベツが黒くなることは、日常茶飯事でした…

    いつも黒い部分は捨てられていたし、食べてお腹を壊したこともないので、そんなに問題無いとは思うのですが、本当のところ、この黒い部分は安全なのかいつも気になっていたので、この機会に調べてみました。

    さらに、キャベツの変色防止方法についてもまとめているので、私みたいに、「キャベツが黒くなるのはすごく気になる…」というあなたは、ぜひ読んでみて下さい。


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    キャベツが黒くなる原因は?

    まず、どうしてキャベツの切り口が黒くなるのかというと、これはキャベツに含まれるポリフェノールが酸化するためです。

    切った部分が、空気に触れることで、酵素のはたらきによって、真っ黒いキャベツになってしまうというワケ。

    他にも、りんごやじゃがいもを切ったら、時間が経つと茶色っぽくなりますよね。

    あれと同じ現象です。

    食べてもいいの?

    そして、食べても大丈夫なのか?という問題については、食べても大丈夫です。

    あくまでポリフェノールによる変色なので。

    ただし、単純にカビが生えて黒くなったパターンも無いとは言い切れないので、もし心配な場合は、

    • 酸っぱいニオイがしないか
    • 見た目がドロドロになっていないか

    などの他の要素を判断材料にしてみてください。

    黒くなってるだけなら、基本的にはカビや腐ってる可能性は低いはずですが、黒い部分を食べる場合は、くれぐれも自己責任で…


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    変色を抑える方法

    ここからは、どうやって変色を防止・抑制するかについてのお話を。

    我が家では基本的に、黒くなったらカットして捨ててました。

    コレが一番かんたんだしね。

    でも調べてみると、変色を防止する方法は、他にもいくつかあったので、こちらも紹介しておきます。

    これから紹介する方法は、変色を予防するための方法ですね。

    なので、「とにかく黒くなるのを遅らせたい!」という人にオススメです。

    基本的な変色防止法

    濡らしたキッチンペーパーや新聞紙で包んで、さらにポリ袋に入れて冷蔵保存

    という方法です。

    なぜこの方法がいいかというと、キッチンペーパーなどで包むことで、切り口が空気に触れるのを防げるからです。

    ペーパーが乾いてくると、切り口と隙間ができてしまうので、乾いたらその都度交換しないといけません。

     

    正直、けっこーめんどいですよね(^_^;)

    個人的には、黒くなったら切る、でいいんじゃないかと思ってしまいました(苦笑)

    でも、本当に気になる人や、ついつい長期間放置してしまう人はやった方がいいんでしょうね。

    より変色防止効果を高めたい場合

    切り口に、特定の液(玉ねぎの搾り汁、酢、レモン水、食塩水など)を漬ける
    というのをプラスすると良いそう。

    液に付けてから、ペーパーにくるんで冷蔵保存、って流れになります。

    細かいこと言っても覚える必要はないので、かんたんに仕組みだけ紹介しますが、これらの液は、ポリフェノールを酸化する酵素のはたらきを阻害することで変色を抑えてくれます

    ただ、玉ねぎ汁や酢・レモン水などはニオイが気になる人も多そうなので、食塩水がいちばんオススメかと。

    塩なら、どこの家庭にもあるでしょうしね。

    濃度は1%の食塩水でOKですよ。

    千切りキャベツは水につけて保存、もしくは冷凍保存も可

    あと補足として、キャベツを千切りにした時とかは、いっぺんにまとめて切ってしまう人もいるはず。

    毎回切るのは、めんどくさいですからね~(^_^;)

    この場合は、千切りキャベツを水につけて、タッパーなどで冷蔵保存することで、2日くらい保ちます

    水につけるので、ビタミンCなどの水溶性の栄養素は溶け出てしまうので、この点にも注意しましょう。

    しっかり栄養も摂りたい場合は、切ったらすぐ食べるのがいちばんです。

     

    あと、あまり長持ちはしないので、長いこと使わない場合は、冷凍保存するといいですよ。

    ただし、冷凍保存する場合は、生では食べられないので、炒めたり味噌汁の具にしたりと、加熱調理してくださいね。

    最後に…

    今回は、キャベツの切り口が黒くなる原因とその防止方法について紹介してみました。

    ポイントを改めておさらいしておきましょう。

    • 黒くなる原因はポリフェノールの酸化
    • 変色を抑えるには、「切り口を空気に触れさせない」「酸化酵素のはたらきを抑える」ことが重要

    どうしても、つい長いこと冷蔵庫に放置してしまうことが多い人は、今回紹介した対策をして、最後までキャベツを美味しく食べれる工夫をするのがいいかなと。

    ただ本音を言うと、結局早く食べきるのがいちばんラクというのが正解なんじゃないかと思ってます(苦笑)

    身も蓋もない結果かもしれませんが、やっぱり鮮度の良いうちに食べるのが、栄養的にも見た目的にも良いのは間違いないですよ。


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