「激しい運動なんかした覚えは全くないのに、右肘が痛い…
えっ、パソコンのし過ぎが原因なの!?」
毎日、パソコンばっかりしている私が、なんで肘が痛くなったのか、原因がわかった時は、かなりの衝撃でした…
実は今、デスクワークをしている方で、肘の腱鞘炎に悩んでいる人は、とても多いんです!
パソコンのし過ぎが原因なので、それを完全に断ち切ればすぐ治ります。
パソコンの便利さを知らなかった、純粋な子供の頃に戻ればいいだけ…
「こっちは仕事でパソコンしてるんだよ!
やめれるワケないだろがーっヽ(`Д´)ノ」
ってなりますよね(苦笑)
まあ、仕事でなくても、ネットを使っている方にとって、パソコンなしの生活は考えられないでしょう。
でも、痛みを我慢して、そのままパソコンを使い続けていると、ある日突然、
「ギャアアア!!」
と悲鳴をあげたくなるほどの激痛がして、最悪、手術しないといけないかも…
「それは怖い!今すぐ病院に行かなくちゃ!」
と恐ろしくなってしまった方も、いるかもしれませんが、ちょっと待ってください!
軽症の場合は、自分でできる範囲の、簡単な対策でも、症状を抑えることができます。
(私も、それでなんとか良くなったので)
そこで、今回は、パソコンのし過ぎによる、肘の腱鞘炎の対策ついて、お話したいと思います。
「今、ちょっと肘が痛いな~」と感じている、パソコン漬けのあなた!
今すぐ、これから紹介する、私がやっている3つの対策を、ぜひ試してみてくださいね。
これだけでも、だいぶ良くなるはずですよ~(^^)
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なんでパソコンで腱鞘炎になるの?
「パソコンって、腕にも全然力が入ってる感じがしないし、スポーツしてる時みたいに、負荷を感じることはほとんどないんだけど…」
と思ってる方もいるかもしれませんが、腕にはかなりの負担になっているんですよ!
腱鞘炎がどういうものなのか、なんとなくでも、理解しておくことで、どうして、パソコンで腱鞘炎になるのかが、分かります。
「そもそも、腱鞘炎の「腱鞘」って何?
はっきり言ってよくわかんないんだよね~」
正直、こんな風に思ってませんか?
私も、調べるまで、そうだったので、恥ずかしいことはないですよ!
安心してください。
腱鞘というのは、骨と筋肉をつなぐ腱が、骨などにぶつかって、痛い思いをしないように保護するためものです。
腱鞘の「鞘」は、「さや」とも読み、刀の鞘と同じようなものだと考えると、イメージしやすくなると思います。
腱を収める鞘、それが腱鞘です。
刀を、鞘の中で、ガチャガチャ抜き差しの繰り返しをしてたら、どうなるでしょうか?
私は侍ではないので、実験はできませんが、刃も鞘もボロボロになるはずです。
腱鞘炎は、これと同じような現象が、体の中で行われている、と考えれば、腕を痛めつけてるのは、すぐわかりますよね?
キーボードをカタカタ押したり、マウスを小刻みに動かしている時は、常に腱も働きっぱなしの状態なんですね。
そりゃあ、炎症も起こりますよ…(´Д`)
つまり、パソコンを使い続けるというのは、腱鞘炎の人にとっては、残念ながら、症状を悪化させてしまうだけなんですね。
極論を言っちゃえば、やっぱり、安静にして、腕をダラーンと伸ばして、何もしないのがいちばん良いんです。
とは言っても、そんな夢のような、寝たきり生活は、入院しない限りムリですよね~(^_^;)
だから、パソコンは普段どおり使うけど、対策をして、長時間使っても、肘への負担が少なくなるようにする、というのが、現実的な方法です。
じゃあ、具体的にどうすればいいのか、次は、その対策について、詳しくお話していきますね。
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肘への負担を減らす3つの対策
私がやっている3つの対策とは、こちらです↓
ビックリしないでくださいね?
- サポーターをつける
- 肘のストレッチ
- パソコンをする時の姿勢の改善
「あら、案外ふつう…」
と思ったかもしれませんが、これだけで軽度の痛みならすぐに治まるはずです!
私は今でも、時々肘が痛くなるのですが、その時は、この3つの対策をしっかりすれば、2~3日でだいたい良くなっています。
でも、これだけじゃよくわかりませんよね?
ここからは、それぞれの対策について、もっと深く掘り下げていきましょう!
1.サポーター
私の中では、このサポーターを使う、というのがいちばん効果的だと思っています。
「痛くなったら、とりあえず、サポーターをつけましょうか!」
と言いたいくらいです。
ここで、
「数千円とかする、本格的なサポーターを買わないといけないの?
これなら、病院で診てもらったほうが安上がりじゃ…」
と不安になった方もいるかもしれませんが、1000円以内で買える、安いサポーターで十分です。
私が使っているのも、Amazonで数百円で買ったヤツですから~(笑)
スポーツ選手が使うような、キツく締め付けるような高級なものは、まったく必要ありません!
パソコン使用時に使うので、むしろ、そんなもの使ったら、血止まって大変です(苦笑)
1日中使うこと前提で、締め付け感や圧迫感の少ないものを使いましょう。
安いサポーターなら、ほとんど大丈夫だと思います。
だから、メーカーとかは気にせず、数百円のヤツを買っとけばOK!
ちなみに、私は、肘が痛い時にしかつけません。
痛みが取れたら、すぐに付けなくなります。
確かに、圧迫感が少なくても、多少は腕を圧迫してるのは、間違いないですからね…
常につけっぱなしはオススメしません。
あと、サポーターの跡がなかなか取れない、っていうのが、イヤなんですよね(^_^;)
だから、基本的には、
- 肘に痛みを感じた時
- パソコンを使っている間だけ
この状態の時だけ、サポーターをつけるようにしています。
でも、1日つけっぱなしにしてても、痛くなったりすることはないので、そこまで神経質に考えなくても大丈夫です。
心配だったら、痛くなくても、サポーターしながら、パソコンして下さい。
むしろその方が、肘には良いと思うので。
この辺の判断は、ご自身で決めてみてくださいね。
2.ストレッチ
ストレッチは、パソコン後の休憩中にやっています。
1時間に1回は休憩して、その都度ストレッチをするのが理想です。
とは言っても、毎回やるのはめんどくさいという人もいるので、ストレッチの回数に関しては各自で好きなだけやってください。
ただし、休憩だけはしっかり取るようにしましょう。
(遅くても2~3時間に1回は必ず)
では、ストレッチのやり方を紹介していきます。
前腕部のストレッチ
1.腕を床と平行になるように前に伸ばす
2.反対側の手で指を手前に反らす(上下に。どちらも15秒~20秒くらいを目安に)
3.反対の腕も同様にストレッチ
このストレッチをすることで、手首から肘にかけての筋がほぐれます。
実際にやってみると、パソコンで曲げっぱなしだった腕には、とても効果的です。
パソコンで、じわ~っと溜まっていた痛みも、かなりスッキリしますよ(^^)
3.姿勢
パソコン画面に前のめりになった姿勢は、重心が前に来てしまうので、腕に大きな負担をかけてしまいます。
文字などが見えにくくて、顔をモニターに近づけてしまうことは、ついやりがちですが、なるべくしないように注意しましょう。
正しい姿勢に直すは、こちらの動画で紹介されている、背もたれにタオルを置く方法が、かなりオススメです!
やり方は、背もたれ部分に、丸めたバスタオルを縦に置いて、座るだけ!
動画ではストレッチも紹介されていますが、私はめんどくさがりのため、座る時にタオルを置くだけしかやってません(苦笑)
普通に背筋を伸ばしてみると、時間が経つにつれ、背中が疲れて、結局、猫背気味になっちゃうんですよね~。
でも、この方法なら、長時間、背筋を伸ばした状態なのに、背中がぜんぜん疲れませんよ(´∇`)
ぜひ、お試しを!
あと、プラスアルファで、マウスやキーボードの前に、3回くらい折ったバスタオルを置くと、手首の不自然な反りがなくなるので、腕への負担を減らせます。
姿勢に加えて、こちらもやってみてくださいね!
腕がかなり楽になりますよ(^^)
最後に…
パソコンが原因の肘痛対策は、いかがでしたか?
肘の負担を減らすために、
- サポーター
- ストレッチ
- 姿勢の改善
この3つを気をつければ、肘の痛みは、すぐに、気にならなくなると思います。
ただ、症状が悪化して、慢性化したり、我慢できないような激痛がする場合は、すぐ病院に行って下さい。
さすがに、改善は困難だと思います。
少しでも痛みを感じたら、早めに対策して、被害を最小限に食い止めましょう!
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