肘の腱鞘炎はパソコンが原因?3つの対策で痛み改善!

    この記事は4分で読めます

    「激しい運動なんかした覚えは全くないのに、右肘が痛い…
    えっ、パソコンのし過ぎが原因なの!?」

    毎日、パソコンばっかりしている私が、なんで肘が痛くなったのか、原因がわかった時は、かなりの衝撃でした…

    実は今、デスクワークをしている方で、肘の腱鞘炎に悩んでいる人は、とても多いんです!

     パソコンのし過ぎが原因なので、それを完全に断ち切ればすぐ治ります。

    パソコンの便利さを知らなかった、純粋な子供の頃に戻ればいいだけ…

     

    「こっちは仕事でパソコンしてるんだよ!
    やめれるワケないだろがーっヽ(`Д´)ノ」

    ってなりますよね(苦笑)

    まあ、仕事でなくても、ネットを使っている方にとって、パソコンなしの生活は考えられないでしょう。

    でも、痛みを我慢して、そのままパソコンを使い続けていると、ある日突然、

    「ギャアアア!!」

    悲鳴をあげたくなるほどの激痛がして、最悪、手術しないといけないかも…

     

    「それは怖い!今すぐ病院に行かなくちゃ!」

    と恐ろしくなってしまった方も、いるかもしれませんが、ちょっと待ってください!

    軽症の場合は、自分でできる範囲の、簡単な対策でも、症状を抑えることができます。
    (私も、それでなんとか良くなったので)

     

    そこで、今回は、パソコンのし過ぎによる、肘の腱鞘炎の対策ついて、お話したいと思います。

    「今、ちょっと肘が痛いな~」と感じている、パソコン漬けのあなた!

    今すぐ、これから紹介する、私がやっている3つの対策を、ぜひ試してみてくださいね。

    これだけでも、だいぶ良くなるはずですよ~(^^)


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    なんでパソコンで腱鞘炎になるの?

    「パソコンって、腕にも全然力が入ってる感じがしないし、スポーツしてる時みたいに、負荷を感じることはほとんどないんだけど…」

    と思ってる方もいるかもしれませんが、腕にはかなりの負担になっているんですよ!

    腱鞘炎がどういうものなのか、なんとなくでも、理解しておくことで、どうして、パソコンで腱鞘炎になるのかが、分かります。

     

    「そもそも、腱鞘炎の「腱鞘」って何?
    はっきり言ってよくわかんないんだよね~」

    正直、こんな風に思ってませんか?

    私も、調べるまで、そうだったので、恥ずかしいことはないですよ!

    安心してください。

    腱鞘というのは、骨と筋肉をつなぐが、骨などにぶつかって、痛い思いをしないように保護するためものです。

    腱鞘の「」は、「さや」とも読み、刀の鞘と同じようなものだと考えると、イメージしやすくなると思います。

    腱を収める鞘、それが腱鞘です。

     

    刀を、鞘の中で、ガチャガチャ抜き差しの繰り返しをしてたら、どうなるでしょうか?

    私は侍ではないので、実験はできませんが、刃も鞘もボロボロになるはずです。

    腱鞘炎は、これと同じような現象が、体の中で行われている、と考えれば、腕を痛めつけてるのは、すぐわかりますよね?

     

    キーボードをカタカタ押したり、マウスを小刻みに動かしている時は、常に腱も働きっぱなしの状態なんですね。

    そりゃあ、炎症も起こりますよ…(´Д`)

    つまり、パソコンを使い続けるというのは、腱鞘炎の人にとっては、残念ながら、症状を悪化させてしまうだけなんですね。

    極論を言っちゃえば、やっぱり、安静にして、腕をダラーンと伸ばして、何もしないのがいちばん良いんです。

     

    とは言っても、そんな夢のような、寝たきり生活は、入院しない限りムリですよね~(^_^;)

    だから、パソコンは普段どおり使うけど、対策をして、長時間使っても、肘への負担が少なくなるようにする、というのが、現実的な方法です。

    じゃあ、具体的にどうすればいいのか、次は、その対策について、詳しくお話していきますね。


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    肘への負担を減らす3つの対策

    私がやっている3つの対策とは、こちらです↓

    ビックリしないでくださいね?

    1. サポーターをつける
    2. 肘のストレッチ
    3. パソコンをする時の姿勢の改善

     

    「あら、案外ふつう…」

    と思ったかもしれませんが、これだけで軽度の痛みならすぐに治まるはずです!

    私は今でも、時々肘が痛くなるのですが、その時は、この3つの対策をしっかりすれば、2~3日でだいたい良くなっています

    でも、これだけじゃよくわかりませんよね?

    ここからは、それぞれの対策について、もっと深く掘り下げていきましょう!

    1.サポーター

    私の中では、このサポーターを使う、というのがいちばん効果的だと思っています。

    「痛くなったら、とりあえず、サポーターをつけましょうか!」

    と言いたいくらいです。

     

    ここで、

    「数千円とかする、本格的なサポーターを買わないといけないの?
    これなら、病院で診てもらったほうが安上がりじゃ…

    と不安になった方もいるかもしれませんが、1000円以内で買える、安いサポーターで十分です。

    私が使っているのも、Amazonで数百円で買ったヤツですから~(笑)

     saporter

    スポーツ選手が使うような、キツく締め付けるような高級なものは、まったく必要ありません!

    パソコン使用時に使うので、むしろ、そんなもの使ったら、血止まって大変です(苦笑)

    1日中使うこと前提で、締め付け感や圧迫感の少ないものを使いましょう。

    安いサポーターなら、ほとんど大丈夫だと思います。

    だから、メーカーとかは気にせず、数百円のヤツを買っとけばOK!

     

    ちなみに、私は、肘が痛い時にしかつけません

    痛みが取れたら、すぐに付けなくなります

    確かに、圧迫感が少なくても、多少は腕を圧迫してるのは、間違いないですからね…

    常につけっぱなしはオススメしません。

     

    あと、サポーターの跡がなかなか取れない、っていうのが、イヤなんですよね(^_^;)

    だから、基本的には、

    • 肘に痛みを感じた時
    • パソコンを使っている間だけ

    この状態の時だけ、サポーターをつけるようにしています。

     

    でも、1日つけっぱなしにしてても、痛くなったりすることはないので、そこまで神経質に考えなくても大丈夫です。

    心配だったら、痛くなくても、サポーターしながら、パソコンして下さい。

    むしろその方が、肘には良いと思うので。

    この辺の判断は、ご自身で決めてみてくださいね。

    2.ストレッチ

    ストレッチは、パソコン後の休憩中にやっています。

    1時間に1回は休憩して、その都度ストレッチをするのが理想です。

    とは言っても、毎回やるのはめんどくさいという人もいるので、ストレッチの回数に関しては各自で好きなだけやってください。

    ただし、休憩だけはしっかり取るようにしましょう。
    (遅くても2~3時間に1回は必ず)

    では、ストレッチのやり方を紹介していきます。

    前腕部のストレッチ

    1.腕を床と平行になるように前に伸ばす

    2.反対側の手で指を手前に反らす(上下に。どちらも15秒~20秒くらいを目安に)

    3.反対の腕も同様にストレッチ

     

    このストレッチをすることで、手首から肘にかけての筋がほぐれます。

    実際にやってみると、パソコンで曲げっぱなしだった腕には、とても効果的です。

    パソコンで、じわ~っと溜まっていた痛みも、かなりスッキリしますよ(^^)

    3.姿勢

    パソコン画面に前のめりになった姿勢は、重心が前に来てしまうので、腕に大きな負担をかけてしまいます。

    文字などが見えにくくて、顔をモニターに近づけてしまうことは、ついやりがちですが、なるべくしないように注意しましょう。

    正しい姿勢に直すは、こちらの動画で紹介されている、背もたれにタオルを置く方法が、かなりオススメです!

    やり方は、背もたれ部分に、丸めたバスタオルを縦に置いて、座るだけ!

    動画ではストレッチも紹介されていますが、私はめんどくさがりのため、座る時にタオルを置くだけしかやってません(苦笑)

    普通に背筋を伸ばしてみると、時間が経つにつれ、背中が疲れて、結局、猫背気味になっちゃうんですよね~。

    でも、この方法なら、長時間、背筋を伸ばした状態なのに、背中がぜんぜん疲れませんよ(´∇`)

    ぜひ、お試しを!

     

    あと、プラスアルファで、マウスやキーボードの前に、3回くらい折ったバスタオルを置くと、手首の不自然な反りがなくなるので、腕への負担を減らせます

    姿勢に加えて、こちらもやってみてくださいね!

    腕がかなり楽になりますよ(^^)

    最後に…

    パソコンが原因の肘痛対策は、いかがでしたか?

    肘の負担を減らすために、

    • サポーター
    • ストレッチ
    • 姿勢の改善

    この3つを気をつければ、肘の痛みは、すぐに、気にならなくなると思います。

    ただ、症状が悪化して、慢性化したり、我慢できないような激痛がする場合は、すぐ病院に行って下さい

    さすがに、改善は困難だと思います。

    少しでも痛みを感じたら、早めに対策して、被害を最小限に食い止めましょう!


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