「日焼け止めって、体に悪いって聞くけど、そんなに危ないの?」
外に出るときは、かかさず塗ってるんだけど…
日焼け止めを使っている方なら、一度は、このウワサ聞いたことがあると思います。
でも、実際にどんな危険があるのかまで、知っていますか?
「いや~、危ないって言っても、肌に合わなくて、ちょっとかぶれるぐらいでしょ~(´∇`)ハハハ」
と思い込んでいました。
しかし、実際に調べてみると、こんな風に、冗談半分に笑っていられない事実が…
まさか、日焼け止めであんなことになるなんて…
その恐ろしい原因になっているのが、紫外線吸収剤という成分です!
私も、なんとな~く、耳にしたことがありましたが、いろいろヤバいんですよ、コイツが。
「日焼け止めならなんでもいいや~♪」
と思ってる方は、お肌のことを考えるなら、紫外線だけでなく、日焼け止めもしっかり選ばないと、将来、大変なことになってしまいますよ!
ボロボロの肌になりたくないなら、紫外線吸収剤の害について、今のうちに、しっかり理解しておくべきですよ!
それでは、さっそく、いきますよ~。
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紫外線吸収剤って何なの?
そもそも、紫外線吸収剤って、何なのか?
私みたいに、知らなかったという方も、いると思うので、かんたんに解説しておきますね。
まあ、名前のまんまで、紫外線を吸収する成分のことです。
紫外線をブロックする数値の目安となる、SPF値の高いもの(SPF30以上)に、含まれていることが多いんですね。
それだけ、紫外線をブロックしてくれる、という点では、すごく優秀です。
なんだか、体にも吸収されそうで、怖いですが、紫外線は、化学反応によって熱に変えられるので、体内に残ることはありません。
「じゃあ、なにが問題なの?」
と思いますが、それは、熱です!
化学反応は、日焼け止めを塗った、肌の表面付近で起こります。
普通に考えて、皮膚のまわりで、熱がどんどん生み出されたら危ないのは、すぐに想像できますよね?
これで、危険なものだということは、なんとなくでも、わかったはずです。
それでは、ここからは、具体的に体にどんな被害があるのか、という点について、もっと詳しくお話していきますね。
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どんな害があるの?
紫外線吸収剤で、どうなってしまうか、と言うと、
- かぶれ
- 湿疹
- シワ、シミ
- 皮膚がん
このような症状が出る危険性があります。
「シワ・シミ、皮膚がんになるって、紫外線とほとんどいっしょじゃん…」
これじゃ、どっちが危ないのかも、わからなくなってきますね(^_^;)
(シワとかになりたくないから使っているのに…)
さらに、中には、環境ホルモン作用を持つものもあります。
具体的に、どういう影響があるかと言うと、
- 乳がん
- 子宮肥大
- 男性ホルモンの阻害
などです。
こちらもかなり怖いですよね。
「なんだか、かなりヤバそう…
じゃあ、日焼け止めは使わないほうがいいの?」
と思う気持ちもわかりますが、素肌で紫外線を浴びるのも、当然良くないです…
でも、そんなに心配しなくても、大丈夫です!
今は、吸収剤が入っていない商品も、ちゃんとありますから(^^)
成分表示を見れば、すぐに解決できます。
「いやいや、そんな成分なんてわかりませんよ~(´Д`)
専門家でもあるまいし…」
まあ、そうなりますよね(^_^;)
でも、この成分は、ある程度覚えておいた方が、絶対良いんですよ!
かなり役立ちますから!
そこで、次は、紫外線吸収剤の主な成分について、見ていきましょう!
これで、体に悪い日焼け止めを、選ぶことはなくなりますよ!
紫外線吸収剤の主な成分は?
主な成分としては、
- メトキシケイヒ酸オクチル
- ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
- ベンゾフェノン
- t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
- ジメチルPABAオクチル
などなど、他にも、いろいろありますが、こんなの正直覚えてられないですよね?
私は、字面を見てるだけで、頭痛になりそうです(苦笑)
そこで、もっと楽に確認する方法として、
- ケイヒ酸
- フェノール
- ベンゼン
- 安息香酸
などの、名前が含まれる成分は、紫外線吸収剤と覚えておけば、大丈夫かと。
ちなみに、私の使ってるものも確認してみると…
いきなり「ケイヒ酸」の文字が。
やっぱり入ってましたね~(苦笑)
まあ、今は、「紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)」と書いてあるモノも、たくさん出ているので、それを選べば、いちいちチェックする必要もありませんが(^_^;)
でも、この吸収剤って、乳液やファンデーションなど、他の化粧品にも入ってることがあるんですよ…
つまり、日焼け止めは大丈夫でも、他の化粧品で、知らぬ間に、紫外線吸収剤を付けていた…なんてことになってしまいます。
だから、覚えておいた方が、良いと思うので、紹介しておきました。
もう、これで安心かというと、まだちょっと、不安な部分があります。
(なんども、困らせてしまって申し訳ないのですが…)
実は、吸収剤不使用の日焼け止めは、紫外線を防ぐ力が弱いんです!
「えっ!?
それじゃあ、今度は紫外線が怖いんだけど…」
となりますよね?
要は、どっちもメリット・デメリットがあるということです。
でも、それぞれのメリットだけ、うまく使いこなせば、それがいちばん良いですよね!
というワケで、最後に、日焼け止めの上手な使い分けについて、お話しておこうと思います。
この通り使えば、紫外線も日焼け止めも、怖いことはありませんよ!
どう使い分けたらいいの?
基本的には、低SPFで、肌に優しい、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めで十分です。
ちょっと外にでるくらいの、日常的な範囲なら、これで問題ありません。
不安なら、サングラスや、日傘など、他のUV対策アイテムでしのいでください。
その方が、肌にも良いので。
吸収剤を使っている日焼け止めを使うのは、外に長時間いる時です。
日に長く当たるような時は、紫外線の方がリスクが高くなるので、SPFの高いモノで、しっかり紫外線対策しましょう。
別に、外にそんなに出ないなら、使い分ける必要もないですが、1日中、外にいる日があるなら、上手に使い分けてくださいね。
最後に…
紫外線吸収剤の危険性について、お話しましたが、いかがでしたか?
私の場合は、いつでも、SPF値の高い日焼け止めを使ってたので、ずっと間違った認識をしていました(^_^;)
日焼け止めは、体につけるものだから、これからは、もっと慎重に選ばないとな~…
これを機会に、日焼け止めを見なおしてみてくださいね。
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